通常、漫画を一本描き上げるまでには
「お話しを考える」→「プロットを書く」→「ネーム(絵コンテ)をきる」 …と云ったような流れで作業を進めますが 今回ご紹介する部分(ページ)はデジタル…しかもカラーと云う事で、下描き以降 の作業が少し(いや かなり…)変わってきます。 日記のコーナーでも自慢げに書いていたのでご存じの方も多いとは思いますが、 このカラーページの背景は、3-DCG によって描かれています。 人物を描く前に、これを作らなければならない訳です。 しんど〜〜。 それから、ネームの出来如何によっては「下描き」の前に「没を食らう」と云う 工程が入ることもありますが、今回は省略します。 |
STEP1:モデリング作業。 | |
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3-Dモデルの制作には Shade Professional R1 と云うソフトを使用します。 ネームを見ながら、必要な小道具、大道具などを書き出し、ひとつひとつ丁寧に 正確に、時には大胆に…半ベソをかきながらモデリングして行きます。 | |
モデリング作業中。ぐちゃぐちゃ。 | |
主人公「田中くん」の部屋(6畳間和室OB)は「Libido」第1話で作った物の 使い回しです。この辺は3-DCGならではの利点と云えますね。(ちなみに和室OBとは、和室オンボロ…の略です。←必要ないですか。) | |
「田中くんの部屋」三面図。(右上はカメラから見たアングルを表示している。) | |
西側(入り口側)の壁を外して見た部屋。まるでドラマのセット。 | |
小道具に関しても「Libido」第1話で作った物は できる限り使い回します。 第2話で追加モデリングしたのは、主に「油絵の道具」です。 他には | |
パイプいす。 | |
なんてのも 有りましたっけか。(笑) |
「こんな説明じゃ良く解らん!」…と云う方もいらっしゃるでしょうが、 ここで モデリング等に関する話を詳しく始めてしまうと、それだけで もう1コーナー 出来てしまいます。 …という訳で作ってみました。(笑) 「もっと詳しく見た〜い。」もしくは「3-DCG …って何?」と云う方はこちら。 |
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